Japanese
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特集 ライフスタイルと健康―習慣病への対策
糖
Carbohydrate
杉山 悟
1
Satoru Sugiyama
1
1平和台病院
pp.277-279
発行日 1991年6月15日
Published Date 1991/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900083
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ポイント
・清涼飲料類(→1)と成人病:市販の缶ジュース1本に含有する糖質量は250ml缶で30g前後,350ml缶で40g前後である.糖質の過剰摂取は肥満,動脈硬化症,糖尿病の発症原因または誘因となる.また糖尿病患者ではdiabetic ketoacidosis (DKA)やnon-ketotic hyperosmoral diabetic coma (NKHDC)の誘発原因になる.
・肥満と理想体重:肥満(→2)は心・血管障害や種々の合併症をもたらす.したがって理想体重(最も長生きをする体重:標準体重や体重歴を参考に一人一人求める,→3))を維持させる.
・糖尿病治療:食事療法と運動療法が基本.安易に薬物療法を行ってはならない.
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