特集 気絶するほど悩ましい―危険な失神の見分け方
【よくある失神/失神に類似する疾患】
神経調節性失神
新森 加奈子
1
1国立病院機構東埼玉病院 内科・総合診療科
キーワード:
血管迷走神経性失神
,
状況失神
,
カルガリースコア
,
チルト試験
,
頸動脈洞症候群
Keyword:
血管迷走神経性失神
,
状況失神
,
カルガリースコア
,
チルト試験
,
頸動脈洞症候群
pp.33-35
発行日 2014年1月15日
Published Date 2014/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414103080
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Case 1
患者:30歳,男性.
既往歴:特記事項なし.
職場で朝の朝礼が終わりかけた頃,失神.特に外傷もなく,すぐに意識は戻っていたが,はじめての失神とのことで心配した同僚が救急要請し,救急搬送された.「汗が出てきてやばいなーと思っていたら,倒れちゃいました.最近睡眠不足で…」との話であった.血管迷走神経性失神と診断し,生活指導を行った.
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