JIMで語ろう 看護学を知りたい!―医師のための看護学入門
看護学と家庭医療学の対話
大塚 眞理子
1
,
藤沼 康樹
2
1埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科
2日生協医療部会家庭医療学開発センター
pp.526-534
発行日 2010年7月15日
Published Date 2010/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414101961
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今号の特集を企画された大塚眞理子氏と藤沼康樹氏.お二人は医療職のスタート地点の同時期を,王子生協病院の同じ病棟にて過ごされていました.藤沼氏は家庭医療へ,大塚氏は教職へと進まれましたが,数年前,医学教育学会にて再会を果たし,地域医療や教育など関心領域が近いということもあり,今回のコラボレーション企画に至りました.
一緒に病院や診療所で働いていても,医師は看護師によるプランや実践がどのような教育を経て出てきたものかをあまり知りません.本対談では,医師が知っておきたい看護学のエッセンス,また看護教育が何に根ざしているのか,ジェネラリストである看護師と家庭医との共通性や,看護と家庭医/プライマリ・ケア医の協働の可能性など,多岐にわたるテーマについてお話しいただきました.
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