特集 健診で異常を指摘された人へのベストガイド
【がん検診での異常】
がん検診での異常―胃癌
中島 寛隆
1
,
馬場 保昌
1
1財団法人早期胃癌検診協会中央診療所
キーワード:
早期胃癌
,
間接X線検査
,
高濃度バリウム
Keyword:
早期胃癌
,
間接X線検査
,
高濃度バリウム
pp.332-335
発行日 2003年4月1日
Published Date 2003/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100586
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本邦における胃集団検診(以下,胃集検)は1946年に開始された.平成12年度には5,826,856人が胃集検を受診している.受診者全体における胃癌発見率は約0.1%で,1年間に5,743人が胃癌を発見された1).
本稿では,胃集検を契機に発見された胃癌症例を提示し,どのような画像所見の拾い上げが胃癌の発見に結びつくのかを解説した.実地医家の先生方が胃集検について,より理解を深めていただく一助となれば幸いである.
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