小さな工夫
小児包茎に対するZ形成術の応用
渡辺 仁
1
,
岡田 裕作
1
1滋賀医科大学泌尿器科学教室
pp.549
発行日 1990年6月20日
Published Date 1990/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413904647
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小児包茎にたいする従来の手術の欠点として,背切開では,術後の浮腫と下面に残る長い包皮,輪切では,術後に同年代と比べて極端に亀頭が露出するなどがある.
高田(広島市民病院小児外科)が報告したZ形成術は,術後に形態を大きく変えずに包皮輪の拡大のみを目的としたもので,術後の浮腫はほとんどなく,形態的には仮性包茎の状態となる.
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