Japanese
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手術手技 難しい手術
逆流防止術後の尿管狭窄
Operative Procedures for Ureteral Stenosis after Ureterovesiconeostomy (anti-VUR Operation)
大田黒 和生
1
Kazuo Ohtaguro
1
1名古屋市立大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology,Nagoya City University Medical School
pp.295-303
発行日 1990年4月20日
Published Date 1990/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413904285
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尿管膀胱移行部通過障害(膀胱尿管逆流現象VURを含む)に対する尿管膀胱新吻合術は,泌尿器科領域において日常よく施行されている手術法である。しかし,その手術術式選択や適応に不適切な面があると,術前よりむしろ通過障害が悪化し,水腎水尿管症も高度になってしまう。このような症例に直面した時,どのような対策を実施したらよいか,この問題がここに与えられたテーマである。名古屋市立大学医学部泌尿器科教室において,過去13年間に施行された尿管膀胱新吻合術症例104例(136尿管)の内容を示し,手術適応上の問題点,失敗の原因になる要素,不十分な術後成績のまま経過観察中の具体例提示,改善対策の方法につき論じたい。
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