学会印象記
第25回国際泌尿器科学会
五十嵐 辰男
1
1千葉大学医学部泌尿器科
pp.188-189
発行日 2001年2月20日
Published Date 2001/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903151
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第25回国際泌尿器科学会(SIU)が2000年10月29日から11月2日までシンガポールで開催され,世界各地より約4,000名の参加者がありました。日本からも200名余りの先生方が参加されたと伺っております。
まず全体を通して,QOLの重視を基調にしたプログラム構成という印象を抱きました。その中で私が強い興味を持ったのは最小侵襲手術のセッションです。最小侵襲手術のトレンドはやはり腹腔鏡下手術であり,これがいろいろな方面に応用されてきているので,今後の展望を考えながら拝聴させていただきました。その中で腹腔鏡下根治的前立腺全摘除術の成績がまとめられ,この意義がほかの術式と比較検討されておりましたので,ご紹介いたします。
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