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手術手技 基本手技・15
尿失禁の手術—ゴアテックスとナイロン糸のスリングを用いたスリング法
Pubovaginal Sling Procedure with a Polytetrafluoroethylene Patch Sling
山田 拓己
1
Takumi Yamada
1
1埼玉医科大学総合医療センター泌尿器科
キーワード:
腹圧性尿疾禁
,
スリング法
,
ゴアテックスのスリング
Keyword:
腹圧性尿疾禁
,
スリング法
,
ゴアテックスのスリング
pp.193-199
発行日 2000年3月20日
Published Date 2000/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902860
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直径1cmのゴアテックス製の人工血管を用いて約1.5×3cmのパッチとし,その両外側を約70cmの2号のナイロン糸で縫合しスリングを作製する。膀胱頸部に当たる位置の腟前壁粘膜下にポケット状のスペースを作り,スリングのゴアテックスの部分を収納する。このスリングの両端のナイロン糸をステーミー針を用いて腹壁側に持っていく。腹直筋筋膜上で,腹側のナイロン糸の左右端をほとんど張力をかけずに結紮する。
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