病院めぐり
興生総合病院泌尿器科
大田 修平
pp.173
発行日 2000年2月20日
Published Date 2000/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902857
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興生総合病院は広島県三原市にあります。三原市は広島から東に新幹線で約30分弱のところに位置し,人口8万3千人の町です。小早川隆景が築城した城下町として栄え,その長い歴史と自然の美しさを持った町です。今は,瀬戸内海の中央に位置し,広島空港も近くにでき,陸・海・空の結節都市として"瀬戸のインターチェンジ"として栄えています。また,有名な黒田節に歌われる酒は旭菊水で,たまたま酒蔵にあの横山大観画伯の数々の絵を収蔵して酔心を醸造しており,酒処としても有名です。
当院は,昭和48年7月に藤原病院(藤原恒弘院長,久子副院長)として25床でスタートしました。同年9月に60床,49年に医療法人里仁会興生病院に改組,増床し,130床(人工透析センター設置20床)となりました。昭和59年に里仁会興生総合病院に改称,増床し323床となり,現在に至っています。昭和52年11月には広島県で第1号機となる全身用CTを設置し,現在は第三号機のヘリカルCTを導入しています。さらにDSA,MRI,全身用骨密度測定装置,シンチレーションカメラおよび核医学データ処理装置などを設置し,最先端の検査と治療を心掛けてまいりました。と同時に,三原市およびその近隣(竹原市,本郷町,大和町,久井町,瀬戸田町)の20〜30万人の救急医療および地域医療を一手に担っています。
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