増刊号特集 泌尿器科画像診断
Ⅳ.Interventional Radiology
生検
小島 宗門
1
,
沖原 宏治
1
,
浮村 理
1
Munekado Kojima
1
1京都府立医科大学泌尿器科
pp.380-384
発行日 1999年3月30日
Published Date 1999/3/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902634
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1 はじめに
超音波検査やCTなどの画像診断法の向上に伴い,生検手技にも大きな変化が生じ,従来からの盲目的生検に替わり,現在では超音波やCTガイド下での生検がその主体となっている。体内の小病変に対しても生検が可能という点ではCTガイド下生検が優れているが,放射線被曝や手技の煩雑性などの問題点も多い。一方,超音波ガイド下生検はその手技も容易で,ベッドサイドでも行えるなど利点が多く,CTガイド下生検よりも臨床的にはより有用である。
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