座談会 「もっと手術をしたいし,研究もやってみたい!」
泌尿器科医の現況と直面する諸問題—若手医師はいまこう考えている
郡 健二郎
1
,
菅野 展史
2
,
岩本 勇作
3
,
宮嶋 哲
4
,
佐藤 威文
5
1名古屋市立大学医学部泌尿器科
2大阪大学医学部泌尿器科
3大阪医科大学泌尿器科
4防衛医科大学校泌尿器科
5北里大学医学部泌尿器科
pp.155-164
発行日 1998年2月20日
Published Date 1998/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902243
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近年,泌尿器科臨床には新しい治療が次々と導入されてきた。なかでもESWLと内視鏡下手術の開発は,若手医師の将来を左右する大きな出来事といっても過言ではない。ESWLの開発により結石治療が飛躍的に進歩したが,その反面,若手医師が切石術を習得する機会はほとんどなくなってしまった。また,内視鏡下手術の登場もopen surgeryの習得という面では大きな問題をはらんでいる。このような現況にあって,若手医師は何を思い,どんな問題に直面しているのだろうか。
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