日本泌尿器科学会東京地方会
第500回記念特別講演(Ⅱ)—500回の歩み
土屋 文雄
1
1東京逓信病院
pp.607-612
発行日 1995年7月20日
Published Date 1995/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901560
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日本泌尿器病学会創立のこと
日本泌尿器病学会の創立のころの沿革を繙いてみる.明治44年11月30日 第1回創立協議会が日本橋亀島町 偕楽園にて池田悦治郎,高橋養助,阿久津三郎(31),朝倉文三(20),佐藤恒祐,澤村栄美,宮田哲雄,下平文柳,広川和一(34)が出席して,また明治44年12月5日第2回協議会が麹町区富士見町 朝倉病院にて,設立事務所を朝倉病院におくこと,佐藤恒祐,下平文柳両氏が発起人勧誘文案作成にあたること,などを決めた.設立有志に上記9名に加え飯島貫一,西山壯三,田中友治(35),松本需一郎,村上幸多の計14名となった.
明治45年1月17日,第1回発起人会を亀島町 偕楽園で開く.来会者は10名(いろは順)池田悦治郎,林 曄(25),村上幸多,高橋養助,朝倉文三,阿久津三郎,安藤太助,澤村栄美,広川和一,下平文柳の諸氏.
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