病院めぐり
関東逓信病院泌尿器科
小川 秀彌
pp.1065
発行日 1992年12月20日
Published Date 1992/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900761
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関東逓信病院は,1952年1月10日に,日本電信電話公社の職域病院として外来診療を開始してから本年で丁度開院40年になり,ささやかな祝賀会が行われました.初代部長は現在も現役で活躍されている大越正秋先生で,先生の学識,人格,若さと情熱とによって今日の当泌尿器科の確固たる基盤がきずかれたものと考えています.大越部長に直接あるいは間接指導を受けた医師は筆者以外すでに一人も当院にはいなくなってしまいましたが,医療器具,検査法,処置などにいくつかの大越方式が継承されています.
当院が山手線五反田駅から徒歩約10分の所にあり敷地面積が53094m2であることは40年前と同じですが,1985年4月1日,電々公社の民営化によりNTTの本社直属の病院に移行,1986年には保険医療機関の指定を受けて一般解放となり,その組織も種々の変遷を経て現在,21診療科,病床数665となっております.
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