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特集 尿路結石症の再発予防法
疫学的見地からみた上部尿路結石症の再発予防
Epidemiology and Prevention of Urolithiasis
井口 正典
1
,
石川 泰章
2
,
栗田 孝
2
,
郡 健二郎
3
Masanori Iguchi
1
,
Yasuaki Ishikawa
2
,
Takashi Kurita
2
,
Kenjiro Kohri
3
1市立貝塚病院泌尿器科
2近畿大学医学部泌尿器科学教室
3名古屋市立大学泌尿器科学教室
1Urology, Kaizuka Municipal Hospital
2Department of Urology, Kinki University, School of Medicine
3Department of Urology, Nagoya City University Medical School
キーワード:
尿路結石
,
再発予防
Keyword:
尿路結石
,
再発予防
pp.1035-1043
発行日 1994年12月20日
Published Date 1994/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901349
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はじめに
尿路結石が形成されるには多数の因子が関与すると言われている。今日の本邦における尿路結石症の発生頻度は第二次世界大戦前と比較して2〜3倍増加しているが,この原因として戦後の国家の発展と共に結石形成にかかわる種々の因子が大きく変化した点が考えられる。本稿では結石形成に影響を及ぼすさまざまな疫学的因子について,再発予防の観点から述べる。
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