病院めぐり
大垣市民病院泌尿器科
藤本 佳則
pp.89
発行日 1993年1月20日
Published Date 1993/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900784
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大垣市は濃尾平野の西方の,西濃地域の中心に位置し,揖斐川を主流とする多くの支流,水路を有し,水の都として知られています。大垣市民病院は,1959年前身の農協立西濃病院から,公的医療機関をとの大垣市およびその周辺からの強い要望により大垣市に移管され,その後徐々に規模を拡大しつつ現在に至っており,今では大垣市を中心とする周辺1市19町村39万人からなる揖斐,西濃医療地区の中心的役割を果たすようになりました。当院は現在診療科19科,病床数853床(一般775床,結核48床,伝染病30床)を有しており、医師数96名,1日外来患者数2400余名(1992年6月)に達しています。
泌尿器科は1974年岐阜大学医学部助教授であった磯貝医長(現副院長兼部長)が1人で赴任して開設され,それまで潜在していた泌尿器科疾患を有する患者の診療に.外来は毎日1人で,手術は研修医あるいは看護婦相手に奮闘していました。1978年より医師は2名となり,さらに1984年から3名となり,病床数も26床となりました。
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