特集 前立腺肥大症の診療トランスフォーメーション―低侵襲的外科治療の台頭
〈診断〉
プレッシャーフロースタディを行わずにどこまで排尿筋機能を推測できるか?―実臨床で排尿筋低活動をいかに診断するか
松川 宜久
1
1名古屋大学大学院医学系研究科 泌尿器科学
キーワード:
排尿筋低活動
,
尿流波形
,
排尿効率
,
膀胱内前立腺突出度
Keyword:
排尿筋低活動
,
尿流波形
,
排尿効率
,
膀胱内前立腺突出度
pp.538-544
発行日 2024年7月20日
Published Date 2024/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413208171
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▶ポイント
・男性の下部尿路症状(Male LUTS)の病態が排尿筋機能の低下であることはまれではない.
・超音波検査や尿流測定検査など非侵襲的検査所見により排尿筋機能を予測することは可能である.
・尿流波形の形状,排尿効率,膀胱内前立腺突出度はMale LUTSの病態把握における有用なパラメータと考えられる.
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