特集 前立腺肥大症(BPH)の手術療法―臨床現場の本心
〈周術期・術後の本心〉
排尿筋低活動(DU)を伴う患者の治療適応
堀内 大介
1
,
浮村 理
1
1京都府立医科大学泌尿器科学教室
キーワード:
前立腺肥大症
,
BPH手術
,
排尿筋低活動
,
DU
,
膀胱出口部閉塞
,
BOO
Keyword:
前立腺肥大症
,
BPH手術
,
排尿筋低活動
,
DU
,
膀胱出口部閉塞
,
BOO
pp.636-640
発行日 2022年8月20日
Published Date 2022/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207633
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▶ポイント
・前立腺肥大症(BPH)手術の目的は膀胱出口部閉塞(BOO)の解除であるが,排尿筋低活動(DU)とBOOは臨床像が似通っており両者が混在する症例も存在する.
・DUの診断には内圧尿流測定(PFS)が必要とされてきたが症状,超音波所見,尿流測定からも推定できる.
・DUを伴うBPH患者に対する外科的治療は一定の効果が得られる報告が多い.
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