増刊号特集 薬の使い方がすぐわかる 泌尿器科処方ガイド
1.尿路・性器の感染症《性感染症》
淋菌性尿道炎
濵砂 良一
1
1国家公務員共済組合連合会新小倉病院 泌尿器科
pp.32-35
発行日 2024年4月5日
Published Date 2024/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413208045
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処方のポイント
●淋菌の薬剤耐性化が進行しているため,注射薬による治療が推奨される.
●セフトリアキソン1回1gの(点滴)静注が第一選択となる.
●スペクチノマイシン筋注が第二選択となるが,咽頭感染への効果は低い.
●淋菌の薬剤感受性検査で感受性があれば,上記薬剤以外の使用も可能である.
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