特集 徹底攻略! 副腎腫瘍2023―泌尿器科医が知っておくべき重要ポイント
〈ピックアップ〉
両側副腎皮質大結節性過形成
鈴木 佐和子
1
,
横手 幸太郎
1
1千葉大学大学院医学研究院内分泌代謝・血液・老年内科学
キーワード:
クッシング症候群
,
ARMC5遺伝子異常
,
ホルモン受容体異常
,
腹腔鏡下副腎摘出術
Keyword:
クッシング症候群
,
ARMC5遺伝子異常
,
ホルモン受容体異常
,
腹腔鏡下副腎摘出術
pp.828-832
発行日 2023年9月20日
Published Date 2023/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207924
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
▶ポイント
・両側副腎皮質大結節性過形成は両側副腎に複数の大小不同の結節を有し,特徴的な病理所見を呈する.
・副腎皮質に存在する受容体異常やARMC5遺伝子異常が病態に深く関与する.
・クッシング症候群は手術が第一選択であり,顕性クッシング症候群は両側副腎摘出術が,潜在性クッシング症候群は片側副腎摘出術や副腎温存術が個々の症例に応じて検討される.
Copyright © 2023, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.