特集 ここだけは押さえておきたい 間質性膀胱炎・膀胱痛症候群診療のポイント
〈診断〉
間質性膀胱炎の症状と検査所見
吉崎 宇蘭
1
,
新美 文彩
1
1新東京病院泌尿器科
キーワード:
間質性膀胱炎
,
IC
,
症状スコア
,
重症度
,
排尿記録
Keyword:
間質性膀胱炎
,
IC
,
症状スコア
,
重症度
,
排尿記録
pp.422-428
発行日 2023年5月20日
Published Date 2023/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207841
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▶ポイント
・間質性膀胱炎(IC)の代表的な症状は,蓄尿により増悪する下腹部・膀胱・陰部の疼痛と頻尿である.
・下部尿路症状や骨盤痛を来す,すべての疾患が鑑別の対象となる.
・特異的な所見は膀胱鏡によるハンナ病変の存在であり,これがある場合は「間質性膀胱炎(ハンナ型)」,ない場合は膀胱痛症候群(BPS)と診断される.
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