特集 夜間頻尿に対する治療戦略―クリニカルイナーシャからの解放
〈夜間頻尿の病因・病態に基づいた治療戦略〉
膀胱蓄尿障害に対する治療戦略
鳥本 一匡
1
,
後藤 大輔
1
,
藤本 清秀
1
1奈良県立医科大学泌尿器科
キーワード:
夜間頻尿
,
過活動膀胱
,
OAB
,
前立腺肥大症
,
BPH
,
間質性膀胱炎
,
IC
Keyword:
夜間頻尿
,
過活動膀胱
,
OAB
,
前立腺肥大症
,
BPH
,
間質性膀胱炎
,
IC
pp.106-111
発行日 2024年2月20日
Published Date 2024/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413208007
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▶ポイント
・過活動膀胱(OAB)に対する薬物療法の選択は,認知機能障害など多剤併用による有害事象に配慮する場合,抗コリン薬よりβ3受容体作動薬を優先する.
・前立腺肥大症(BPH)が重症で手術の合併症リスクが高い高齢者でも,低侵襲な術式が選択できるようになった.
・ハンナ型間質性膀胱炎(HIC)は症状が強いため,経験豊富な医師による適切な診断と治療が望ましい.
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