特集 最新版! 筋層浸潤性膀胱癌の診断と治療―アンメットニーズはどこまで埋まったか
〈治療〉
転移性膀胱癌に対する三次薬物治療
北野 剛士
1
,
小島 崇宏
1
1愛知県がんセンター泌尿器科部
キーワード:
転移性膀胱癌の三次治療
,
enfortumab vedotin
,
EV
,
抗体薬物複合体製剤
,
ADC製剤
Keyword:
転移性膀胱癌の三次治療
,
enfortumab vedotin
,
EV
,
抗体薬物複合体製剤
,
ADC製剤
pp.266-272
発行日 2023年3月20日
Published Date 2023/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207763
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▶ポイント
・転移性膀胱癌に対する三次治療として,2021年に抗体薬物複合体(ADC)製剤であるenfortumab vedotin(EV)が国内承認された.
・EVのほかにADC製剤として,HER2-ADCやTROP2-ADCといったさまざまな薬剤開発が盛んに行われている.
・がんゲノム医療の普及によりFGFR阻害薬などの治療選択が増えれば,三次治療以降の治療体系も今後大きく変わる可能性がある.
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