小さな工夫
da Vinciの金属ポートを用いた腹腔鏡下尿管皮膚瘻造設術
浅井 聖史
1
,
田丁 貴俊
1
1松山赤十字病院泌尿器科
pp.944-945
発行日 2022年11月20日
Published Date 2022/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207694
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ロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘除術が標準術式となった現代において,多くの施設でda Vinciが使用されている.その金属ポートであるインストゥルメントカニューラを腹腔鏡下腹膜透析カテーテル留置術に用いる術式(山師式)の確立を以前発表した1).その方法を尿管皮膚瘻造設術の尿管の後腹膜化に応用しているので手順を報告する.
膀胱全摘除術後にロボットをロールアウトし,片側尿管皮膚瘻造設術に移行する.手順は,以下の通りである.
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