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編集後記
小島 祥敬
pp.764
発行日 2022年9月20日
Published Date 2022/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207661
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去る8月6日・7日に大阪にて,日本泌尿器科学会教育ワークショップ「Sustainable Development in JUA 2022」が開催されました.全国の泌尿器科教授や学会の主要メンバーが集まり,今後の日本泌尿器科学会の方向性を議論し将来に向けた提言をする,4年に1回開催される一大イベントです.今回は,4年前に開催されたJUA Future Vision 2018の10テーマ26班から,13テーマ(医療安全,専門医制度,学術集会のあり方,関連学会との関わり,国際交流,臨床研究,基礎研究推進,医療保険制度,広報活動,ダイバーシティ,IJU,NCD,企業との関わり)33班に拡充され,タイトなスケジュールの中,コロナ禍にもかかわらず160名以上の会員が一堂に会し,熱いディスカッションが交わされました.
私が教育ワークショップに参加したのは,今回で3回目になります.1回目は8年前に専門医制度について班員として参加しました.2回目の参加となった4年前のJUA Future Vision 2018では,「若手医師,研修医への広報活動のあり方」の班長にご指名いただき,アンケート調査をもとに班員とともに議論を重ね提言をまとめました.そして今回は教育委員長として進行のお手伝いをさせていただくことになりました.最後に全体の総括をさせていただいたこともあって,全班の発表をすべて拝聴し,将来に向けた学会の目指すべき方向性が個人的にも整理でき,大変勉強になりました.
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