特集 前立腺肥大症(BPH)の手術療法―臨床現場の本心
〈術式の本心〉
すぐ導入したくなるTUVP
伊藤 悠城
1
,
槙山 和秀
2
,
小林 一樹
1
1横須賀共済病院泌尿器科
2横浜市立大学附属病院泌尿器科
キーワード:
経尿道的前立腺蒸散術
,
TUVP
,
前立腺肥大症
,
BPH
,
バイポーラ
Keyword:
経尿道的前立腺蒸散術
,
TUVP
,
前立腺肥大症
,
BPH
,
バイポーラ
pp.612-615
発行日 2022年8月20日
Published Date 2022/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207629
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▶ポイント
・レーザー手術との比較においてTUVPの一番のメリットが,導入時のコストであると考えている.
・すでに多くの施設でバイポーラTURシステムの導入が進んでおり,そのような施設では新規高額機器購入の必要性は一切なく,オーバル電極の購入のみで明日からでも経尿道的前立腺蒸散術が可能となる.
・今後,本邦だけではなく,高価な医療機器の利用が困難である発展途上国などでも容易な普及が期待される.
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