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特集 いま話題の低活動膀胱―これを読めば丸わかり!
〈診断と評価方法〉
低活動膀胱の主観的評価:患者の報告に基づくアウトカム
Subjective evaluation for underactive bladder due to patient-reported outcome
松川 宜久
1
,
後藤 百万
1
Yoshihisa Matsukawa
1
,
Momokazu Gotoh
1
1名古屋大学大学院医学系研究科泌尿器科学教室
キーワード:
低活動膀胱
,
症状症候群
,
患者報告アウトカム
Keyword:
低活動膀胱
,
症状症候群
,
患者報告アウトカム
pp.120-124
発行日 2020年2月20日
Published Date 2020/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206806
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▶ポイント
・低活動膀胱は,排尿筋低活動を示唆する症状症候群といった考えが主流である.
・低活動膀胱の特徴的症状として,尿勢低下,排尿遅延および腹圧排尿が挙げられるが,特異性は高くない.
・患者報告アウトカムに基づいた低活動膀胱に対する質問票が開発されており,今後の低活動膀胱診断,治療効果評価に期待されている.
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