特集 地域で診る・看取る緩和ケア―泌尿器科医として知っておくべきこと
企画にあたって
田中 良典
1
1武蔵野赤十字病院泌尿器科
pp.11
発行日 2020年1月20日
Published Date 2020/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206784
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本誌で緩和医療を特集するのは2015年8月号以来,約4年半ぶりです.前回は本誌の主な読者である若手〜中堅泌尿器科医が,ご自分の担当患者に対し,さまざまな臓器症状,精神症状,倦怠感や輸液に対するマネジメントを実践できることを目標に,緩和医療学会のエキスパートの先生方を中心に解説いただきました.
それから4年以上が経過し,がん患者は増加の一途をたどるなかで,新たな鎮痛薬,鎮痛補助薬が登場しました.また,がん診療拠点病院では主治医や担当医として緩和ケア研修会の受講が義務づけられ,読者の皆さんの多くも研修会を受講されたことと思います.
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