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特集 腎移植臨床の進歩―集学的治療における泌尿器科医の役割を再考する
〈手術関連〉
腹腔鏡下生体ドナー腎採取術―進歩と要点
Laparoscopic donor nephrectomy : progress and substance
渡井 至彦
1
,
平光 高久
1
,
岡田 学
1
Yoshihiko Watarai
1
,
Takahisa Hiramitsu
1
,
Manabu Okada
1
1名古屋第二赤十字病院腎臓病総合医療センター移植外科
キーワード:
腹腔鏡下生体ドナー腎採取術
,
完全鏡視下手術
,
ハンドアシスト法
Keyword:
腹腔鏡下生体ドナー腎採取術
,
完全鏡視下手術
,
ハンドアシスト法
pp.708-713
発行日 2019年9月20日
Published Date 2019/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206710
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▶ポイント
・生体ドナー腎採取術は健常人への数少ない手術の1つである.
・腹腔鏡手術のなかでも難易度の高い手術であると同時に,ドナーの絶対的安全確保が最重要である.
・開放性生体ドナー腎採取術では,移植後の急性尿細管壊死の発生はほぼ皆無であったことから,腹腔鏡下生体ドナー腎採取術においても同様の成績が期待される.
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