増刊号特集 泌尿器内視鏡手術のすべて〈特別付録Web動画〉
副腎・腎・後腹膜の手術
ハンドアシスト腹腔鏡下移植用腎採取術(左・右)
渡井 至彦
1
,
平光 高久
1
,
岡田 学
1
1名古屋第二赤十字病院腎臓病総合医療センター移植外科
pp.70-77
発行日 2018年4月5日
Published Date 2018/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206232
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Point
●ドナーの安全を最大限に確保し,出血時に即効果的な止血が用手的に可能である.
●腎臓の愛護的操作,腎動脈周囲処理を最後に行うことで,急性尿細管壊死のリスク回避など,開放手術と同等の移植腎機能温存が可能である.
●レシピエント側での血管合併症のリスクを最小限にするための,開放手術と同等の血管長確保(腎動脈・腎静脈)が可能である.
●移植外科医全員がドナー術者となりうる.ドナーおよびレシピエント手術両方の経験豊かな移植外科医の育成が可能である.
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