増刊号特集 泌尿器科周術期パーフェクト管理
腫瘍関連の手術:膀胱
膀胱全摘除術(開腹)
小林 恭
1
1京都大学大学院医学研究科泌尿器科学教室
pp.91-94
発行日 2019年4月5日
Published Date 2019/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206536
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Point
◆グレード3以上の合併症率が約50%と報告されるなど,泌尿器科手術のなかでも最も高侵襲・高リスクな術式の1つである.
◆術前・術後の管理はERAS®の概念が浸透しつつあるが,施設ごとに実情に即したプロトコルを設定する必要がある.
◆術中は褥瘡・神経麻痺の防止に配慮し,術後は早期離床に努めて麻痺性イレウス発症を予防する.
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