Japanese
English
特集 エキスパートが語る! 腹腔鏡下手術の落とし穴と対処法
〈術中合併症を回避するための方法と対処法〉
血管処理の注意点と出血対処法:副腎・腎摘除術
Point of vascular treatment and hemorrhage control in laparoscopic adrenalectomy and nephrectomy
丸山 覚
1
,
篠原 信雄
1
Satoru Maruyama
1
,
Nobuo Shinohara
1
1北海道大学大学院医学研究科腎泌尿器外科学分野
キーワード:
血管処理
,
出血対処法
,
VRA
Keyword:
血管処理
,
出血対処法
,
VRA
pp.850-855
発行日 2016年10月20日
Published Date 2016/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205796
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
▶ポイント
・腹腔鏡下腎摘除術では腎頸部および副腎周囲操作時の静脈性出血が多い.
・あらゆるデバイスにより出血を来す可能性がある.
・多くは不注意,誤操作によるものであり,慎重な操作で予防可能である.
・出血したときは,焦らずに状況把握,圧迫などの初期対応を行ってから状況に応じた止血を行う.
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.