Japanese
English
手術手技 腹腔鏡下手術時代における開放手術・2
単純腎摘除術
Simple nephrectomy
高橋 義人
1
,
中根 慶太
1
,
横井 繁明
2
Yoshito Takahashi
1
,
Keita Nakane
1
,
Shigeaki Yokoi
2
1岐阜県総合医療センター泌尿器科
2岐阜大学大学院医学系研究科泌尿器科学分野
キーワード:
開放手術
,
経腰式到達法
,
単純腎摘除術
Keyword:
開放手術
,
経腰式到達法
,
単純腎摘除術
pp.117-124
発行日 2007年2月20日
Published Date 2007/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101050
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要旨:単純腎摘除術の適応は,腎摘除術を必要とする良性腎疾患である。尿路結石症,上部尿路狭窄症などによる萎縮腎であることが多く,慢性腎盂腎炎の既往を有することも多い。その結果,腎周囲,腎門部の癒着は高度である。血管の処理,剝離面など悪性腫瘍の腎摘除術よりも複雑で,技術的難易度は高い。近接する後腹膜臓器の損傷を回避するためにも,腎周囲の剝離層は重要である。これに留意したわれわれの行っている方法を概説した。
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