画像診断
右側腹部痛を主訴に来院した右水腎症例
小松 秀樹
1
,
久保寺 智
1
,
上野 精
1
1山梨医科大学泌尿器科学教室
pp.748-751
発行日 1988年8月20日
Published Date 1988/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204818
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患者 49歳,男性。
主訴 右側腹部痛。
初診 1987年5月15日。
既往歴・家族歴 特記すべきことなし。
現病歴 1987年3月,右側腹部痛に気付いた。同年5月,疼痛が増強してきたため近医を受診した。腎膀胱部単純撮影で右尿管結石を思わせる陰影を認めたため当科を紹介され,同年5月26日,精査治療のため入院した。
検査所見 血算,生化学に異常なし。血沈は1時間値61mmと亢進していた。尿沈渣に赤血球毎視野8〜10,白血球毎視野5〜7を認めた。
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