Japanese
English
特集 術後合併症の診断と対策
DIC
Diagnosis and Management of Postoperative Complications: Disseminated Intravascular Coagulation
左近 賢人
1
,
上林 純一
1
,
門田 守人
1
,
森 武貞
1
,
岡村 純
2
Masato Sakon
1
,
Jun Okamura
2
1大阪大学医学部第2外科学教室
2大阪逓信病院外科
pp.961-965
発行日 1986年12月20日
Published Date 1986/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204389
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外科手術後の治療の基本は術後合併症を早期に予測,診断し病態に即した治療を開始することである。術後合併症として認められるDIC(disse-minated intravascular coagulation)も早期発見,早期治療によりそれよりの離脱が容易となり,また,MOF(multiple organ failure)の予防ともなり得る。
DICの早期診断と治療にはDICの発生機序とその病態の理解が不可欠であり,これらについて言及した後,診断と治療について概説する。
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