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講座
泌尿器科医に必要な形成外科手技(6)—尿道下裂と陰核肥大の形成術
Plastic Surgical Techniques in Urology (6): The Management of Hypospadias and Megaloclitoris
塚田 貞夫
1
,
安田 幸雄
1
,
山本 正樹
1
,
亀井 康二
1
Sadao Tsukada
1
1金沢医科大学形成外科学教室
1Department of Plastic and Reconstructive Surgery, Kanazawa Medical University
pp.1069-1075
発行日 1983年12月20日
Published Date 1983/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413203706
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はじめに
外性器の先天異常のなかで,尿道下裂や陰核肥大は単発性異常として,ときに多発性異常または症候群の一部分症状として日常比較的よく遭遇する疾患である。
尿道下裂の治療では,狭小な外尿道口の開大,線維性索組織による屈曲した陰茎の伸長,そして立位での放尿を可能にするため,外尿道口切開術,索組織切除術,そして尿道形成術などが必要である。他方,陰核肥大では,感覚をもつた自然なパターンの陰核形成術が望まれる。
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