文献抄録
進行性前立腺癌(stage D)の白金化合物による治療
pp.717
発行日 1978年8月20日
Published Date 1978/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413202592
- 有料閲覧
- 文献概要
白金化合物(Cis-diamminedichlo-roplatinum,CDDP)は有効な抗癌剤であるが,まだ前立腺癌に用いた報告がないので,著者らは21例のStage D前立腺癌の治療成績について述べている。
症例はWhitemoreの分類によつてStage Dと判定されたもので,転移巣の検索はX線,RIを用いて施行した。症例21例中20例は以前に抗男性ホルモン療法,放射線療法あるいは手術療法をうけて再燃した患者である。
Copyright © 1978, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.