Japanese
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手術手技
腎瘻造設術の経験—two stage pyeloplastyの前処置としての腎瘻
Technique of Nephrostomy
大田黒 和生
1
Kazuo Ohtaguro
1
1名古屋市立大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology, Nagoya City University Medical School
pp.213-215
発行日 1977年3月20日
Published Date 1977/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413202316
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腎機能が低下している水腎症に対し,予め腎瘻を設置し,腎機能の改善を待つてから二次的に腎盂形成術を行なうtwo stage pyeloplastyを試みるようになつてから急速に腎瘻設置術の経験がふえ,現在,その症例は100例を遙かに越える。その間に知つたことは筋層を鈍的に分けるだけで十分な視野をうること,やはり鈍的に腎に瘻孔をおけること,皮膚の瘻孔開口部を皮切線より頭側にずらした方がよいことである。術式を紹介すると共に,最近脚光を浴びてきているpercutaneousnephrostomyについて付言する。
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