文献抄録
ループ型腎瘻術の経験
pp.688
発行日 1974年9月20日
Published Date 1974/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413201853
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ループ型腎瘻術はTresidder(1957)により初めて紹介されて以来,その臨床経験と手技の変法などについてしばしば文献的報告をみるが,この方法による尿路変更術の利害についての観察報告は少ない。著者は尿路変更を必要とする30症例について,本法を施行しその有利な点,合併症などについて報告している。
腎瘻の設置手技はComarr(1964)の報告した方法によつたが,使用のチューブはシリコン製で,内径No.14 Frenchのものである。
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