シンポジウム 前立腺癌の治療と予後・1
estradiol-17β-3,17-diphosphate療法
島崎 淳
1
Jun shimazaki
1
1群馬大学医学部泌尿器科
pp.437-439
発行日 1969年6月20日
Published Date 1969/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200687
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Ⅰ.緒言
群馬大学泌尿器科の開設以来本年までに7年を経過し,この間に前立腺癌と確診されたものが44例を数える。この症例を中心に治療法と予後の関係についての統計的成績を述べる。つぎにわれわれが新しい女性ホルモン剤として発表したestradiol-17β-3,17-diphosphateについて,臨床的成績を他の女性ホルモン剤と比較検討する。本剤については基礎的研究の一部は既に発表したので1)2)3)4)本報は遠隔成績のみについて言及する。
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