Japanese
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特集(増刊号の)1 尿路の外傷と損傷
Ⅲ尿管の外傷および損傷
尿管瘻の診断法とその応急処置
The Diagnosis and Imediate Management of the Ureteric Fistula
遠藤 幸三
1
,
岡部 三郎
1
Kozo Endo
1
,
Saburo Okabe
1
1国立金沢病院産婦人科
1Department of Obstetrics and Gynecology, National Kanazawa Hospital
pp.98-103
発行日 1968年12月25日
Published Date 1968/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200571
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Ⅰ.尿管腟瘻発生の2様式
尿管瘻は,尿管の損傷の結果として発生する。その原因は専ら手術によるものと考えてよい。りくつとしては,外傷による損傷もありうるが,このときの尿管損傷は下腹部の重大な損傷の部分的現象であるから問題にはならない。
尿管損傷は骨盤内手術で起こることが多いので,婦人科手術後に,尿管瘻の頻度がもつとも高い。
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