Urological Letter
前立腺摘除後のTrigonal irritative syndrome,他
pp.851
発行日 1968年11月20日
Published Date 1968/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200524
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この諸症状というのは,頻尿,尿意逼迫,夜間頻尿,排尿中または排尿後の灼熱感,残尿感,会陰部圧迫感,下腹部圧迫感および腹部膨満感等である。これらの症状はBPH (良性前立腺肥大症)の外科的手術またはTUR (経尿道的電気切除術)のあと何カ月か時には何年間も現われることがある。
よく調べてみて適応症としても正しく,膀胱鏡検査でも手術もよく行なわれており,前立腺摘出窩もよく治つている。何ら排尿障害になるものもなく,尿もきれいで,残尿もない。排尿状態も正常で,尿線も正常である。
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