書評
—Ashton Miller N.Slade H.M.Leather著—A Synopsis of Renal Diseases and Urology
東福寺 英之
1
1慶応義塾大学医学部
pp.441
発行日 1967年5月20日
Published Date 1967/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200168
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本書は英国Bristol市 JohnWright and Sons社がSynopsisのSeriesとして出版している一連出版の一部として発行されたものである。
Ashton MillerはRoyal Collegeof SurgeonsのFellowでUnited Bristol HospitalおよびS.W.Regional Hospital BoardのConsultant Urologistであり,N.Sladeも同様R.C.S.のFellowでSouhmead Hospital GroupのConsultant Urologistである。H.M.LeatherはRoyal College of PhysiciansのMemberでPlymouth Clinical AreaのConsultant Physicianである。以上2人の泌尿器科医と1人の内科医によつて書かれた本書はその緒言でも述べられているように腎疾患では内科医と泌尿器科医の興味をひく部分が互に重複してなかなか明確に分別することができない。したがつて従来の泌尿器科の書に比べて多数の頁数を内科的疾患に当てているのが目立つている。253頁の本書は27章に別れている。
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