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特集 泌尿器科医のためのクリニカル・パール(2)
男性不妊症のクリニカル・パール
Clinical pearls in male infertility
梅本 幸裕
1
,
岩月 正一郎
1
,
佐々木 昌一
1
Yukihiro Umemoto
1
,
Shoichiro Iwatsuki
1
,
Shoichi Sasaki
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科腎・泌尿器科学分野
キーワード:
男性不妊症
,
MD-TESE
,
精索静脈瘤
Keyword:
男性不妊症
,
MD-TESE
,
精索静脈瘤
pp.936-939
発行日 2014年11月20日
Published Date 2014/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200034
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要旨 男性不妊症に対する治療として,顕微鏡下精巣内精子採取術(microdissection testicular sperm extraction:MD-TESE)が登場しておよそ15年が経過してきている。また男性不妊症に対する精索静脈瘤根治術の有用性も実証されてきている。しかし泌尿器科の中でも“マイナー分野”であるため,受診しても治療が紹介されず,挙児を断念するカップルも少なくない。今回は,男性不妊に対して日常診察・治療となっている項目を取り上げ,少しでもこのマイナー領域の治療が泌尿器科医に認知され,治療を希望するカップルの手助けになることを期待したい。
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