Japanese
English
特集 副腎腫瘍を再考する―診断と最新の低侵襲治療
副腎の生理・内分泌機能検査法
Clinical examinations to diagnose adrenal endocrinie diseases
神出 計
1,2
Kei Kamide
1,2
1大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻総合ヘルスプロモーション科学
2大阪大学医学部附属病院老年・高血圧内科
キーワード:
副腎
,
内分泌性疾患
,
診断
,
検査法
Keyword:
副腎
,
内分泌性疾患
,
診断
,
検査法
pp.548-553
発行日 2014年7月20日
Published Date 2014/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413103628
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要旨 副腎疾患に関しては,近年の画像診断の進歩により,これまで診断ができなかったサイズの微小腫瘍などが検出されるようになり,非常に低侵襲の手術が泌尿器科領域で進歩してきている。しかしながら内分泌疾患は内分泌機能的診断が基本となり,画像診断と組み合わせて治療方針の決定がなされていることは広く周知されている。一般的には内科や内分泌専門医が診断をつけて泌尿器科に治療依頼をするケースが多いと思われるが,その診断法や診断のための検査,手順を理解しておく必要がある。本稿では日常臨床で遭遇する頻度の高い副腎内分泌性疾患診断のための検査手順,その原理について概説する。
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