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手術手技 泌尿器腹腔鏡手術―もう一歩,ステップアップするために・8
腎盂尿管移行部通過障害に対する腹腔鏡下腎盂形成術―経腹膜的Anderson-Hynes法の治療成績を向上させるためのコツ
Laparoscopic transperitoneal Anderson-Hynes pyeloplasty for ureteropelvic junction obstruction
岩村 正嗣
1
Masatsugu Iwamura
1
1北里大学医学部泌尿器科学
キーワード:
腎盂尿管移行部通過障害
,
腎盂形成術
,
腹腔鏡
Keyword:
腎盂尿管移行部通過障害
,
腎盂形成術
,
腹腔鏡
pp.31-37
発行日 2014年1月20日
Published Date 2014/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413103407
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要旨 腹腔鏡下腎盂形成術は,従来の開放手術の高い成功率に内視鏡手術の低侵襲性を併せ持つ術式として注目されている。われわれは1998年より本術式による治療を開始,初期は成人における一次的狭窄例のみを適応としたが,現在では5歳以下の幼児例や二次的狭窄例にも積極的に応用し,良好な治療成績を得ている。腹腔鏡下腎盂形成術の術式の詳細については他稿に譲り,本稿では経腹膜的到達法によるAnderson-Hynes法について,手術を成功させるためのポイントと手技のコツを中心に概説する。
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