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特集 泌尿器科検査のここがポイント
K 超音波検査
各種臓器の超音波検査
陰囊への超音波検査
Q70 超音波検査で陰囊内容を上手に描出するコツと基本的読影法について教えてください。
Ultrasonography in scrotum
野口 満
1
,
魚住 二郎
1
Mitsuru Noguchi
1
,
Jirou Uozumi
1
1佐賀大学医学部泌尿器科
キーワード:
超音波検査
,
急性陰囊症
,
精巣腫瘍
Keyword:
超音波検査
,
急性陰囊症
,
精巣腫瘍
pp.273-275
発行日 2010年4月5日
Published Date 2010/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102006
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要旨 陰囊疾患の診断には超音波検査は欠かせないもので,皮膚に近い臓器であることと陰囊内容物のサイズからも超音波検査は有利である。さらに,精巣捻転の場合は,発症から治療までの時間が精巣温存可能かのカギを握ることから,迅速・非侵襲性の超音波検査が威力を発揮することとなる。検査を行うにあたり,高周波数プローブの選択,ドプラの併用を行い,病変側のみならず健側も含めた両側の評価を行い,比較することで診断の質を高め,両側発性の病変を見逃さないことも重要である。
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