Japanese
English
セミナー 泌尿器科領域における手術部位感染・2
泌尿器科領域における周術期感染予防薬の適正使用
Perioperative prophylactic antibiotics in urological operations
石原 哲
1
Satoshi Ishihara
1
1木沢記念病院
キーワード:
感染予防
,
抗菌薬
,
泌尿器科手術
Keyword:
感染予防
,
抗菌薬
,
泌尿器科手術
pp.587-592
発行日 2009年7月20日
Published Date 2009/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101780
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要約 周術期の感染合併症を防止する方法として,抗菌薬の適正使用を概説した。まず,汚染度を把握し,対象とすべき菌種を推定して抗菌薬を投与することが基本である。清潔手術では,手術直前の単回の第1世代セファロスポリン系注射剤投与で十分である。いたずらに広域スペクトラムの抗菌剤を長期に使用することは,耐性菌出現など患者の不利益につながりかねず,避けるべきである。
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