Japanese
English
手術手技 小児泌尿器科手術Ⅰ 尿路系の手術・3
尿管形成術
Technique of ureteroplasty for megaureter
長 雄一
1
,
本間 澄恵
1
Yuichi Osa
1
,
Sumie Honma
1
1千葉県こども病院泌尿器科
キーワード:
巨大尿管症
,
尿管形成
,
tapering
Keyword:
巨大尿管症
,
尿管形成
,
tapering
pp.399-405
発行日 2009年5月20日
Published Date 2009/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101746
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要旨 巨大尿管症に対して膀胱尿管新吻合術を行う場合,尿管を縫縮する形成術を必要とすることが多い。尿管を縫縮する方法としては,尿管壁を切除するtapering,尿管壁を温存するplication,foldingなどがあげられる。それぞれ一長一短があるが,われわれはHendrenの提唱した方法に準じたtaperingを好んで用いている。尿管taperingは膀胱尿管新吻合がすっきり仕上がるという利点はあるが,尿管の血流温存などに注意が必要である。本稿ではこれらの注意点など,われわれが行っている方法を概説した。
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