病院めぐり
藤沢湘南台病院泌尿器科
諏訪 裕
pp.1022
発行日 2006年12月20日
Published Date 2006/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101019
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藤沢市は人口約40万人で,西に茅ヶ崎市,東に鎌倉市と隣接する湘南地区の中核都市です。南北に長く,南は有名な江ノ島を中心とした湘南海岸を有し,古くは高級別荘地として開けてきました。それに対して藤沢湘南台病院が位置する北部地区はもともと農村地帯で,昔は高座豚として知られる高座郡でしたが,藤沢市が市町村合併の歴史のなかで北へ拡張を続けるなか最後に編入された地区です。
当院は農村医療過疎地域解消のため昭和7年に鈴木文蔵によって,外科,内科,産婦人科の21床の鈴木病院として開設されました。以後,時代の要請で結核病棟が中心の病院でしたが,昭和26年に財団法人同友会神奈川高座病院として徐々に病床数を増やし,平成6年に現在の藤沢湘南台病院と改名しました。現在では,急性期病棟240床,療養病棟31床,回復期リハ病棟32床の計303床の藤沢北部地区の急性期中核病院としての役割を担っています。そのほか,健康増進施設ライフメディカルフィットネス,在宅センター,訪問医療センター,老人ケアセンターを併設し,予防,治療,老人ケアまでを行う総合的医療を目指しています。
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