病院めぐり
厚生連高岡病院泌尿器科
布施 春樹
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1厚生連高岡病院泌尿器科
pp.182
発行日 2003年2月20日
Published Date 2003/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100800
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厚生連高岡病院は,昭和11年10月1日に産業組合高岡病院として設立されました。昭和26年4月1日には農協高岡病院と名称が改正され,昭和50年4月1日からは厚生連高岡病院と変更されています。しかし,正式には「富山県厚生農業協同組合連合会高岡病院」といい,この連合会の病院としては全国で3番目に設立されたそうです。平成11年4月に新病棟が完成し,それに伴い病床数も681床と増床しました。医師数は93名で,救急救命センターを含め20科の診療科があり,文字通り富山県呉西地区の基幹病院としての役割を担っています。
泌尿器科は,金沢大学医学部泌尿器科教室の派遣病院として,昭和41年10月に皮膚科から正式に分離し,初代部長として亀田健一先生(現在,小松市民病院院長),後見役として津川龍三先生(現在,金沢医科大学泌尿器科名誉教授)が就任され,次いで昭和42年4月からは岡野慎一先生(現在,横浜市で開業)に交代されています。そして昭和43年1月から美川郁夫先生が3代目部長として着任,泌尿器科の発展に尽力され,平成8年9月に定年退職されました。4代目部長の平野章治(昭和47年卒)が平成9年6月より副院長を併任,平成8年8月から赴任した布施春樹(昭和58年卒)が平成13年4月より5代目部長を拝命しました。現在,平野副院長,布施,池田大助医長(平成4年卒),松谷亮研修医(平成13年卒)の計4人の常勤医で日常の診療に当たっています。
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